あれからも観察や試行を重ねたけれど、芽が出ない。
そこで知人に相談したところ、
衝撃の仮説が浮上し、ほぼ確信し、諦める事にした。
その仮説とはずばり「種(タネ)が寿命を迎えている」ことである。
仮説を確かめる一環として辿り着いた資料*1によれば、ヒマワリの種は長くても3～4年程度だという。
自身の記録を漁る限り、件のタネもとい育成キットは、
入手の時点で2020年10月、つまり約3年前である。保管場所は、日が当たらない場所でのビニール袋に封入状態だったが、常に常温だった。
その事実と、実際に発芽の気配さえ見られなかった結果とを踏まえると、これ以上は難しいという判断に至った。
そうして幾つかを回収して写真を撮った後は、容器だけ残して（可愛いし、他の何かに使えそうだし、記念になるからね）、残りは廃棄した。
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そんな感じで短くも長かったひまわり日記。
タネという存在は、思ってたよりもずっと繊細で、あんな見た目でもちゃんとした生き物なんだってことを学ばされたね。今まではずっと、タネの状態であれば
クマムシみたいに丈夫で長寿なんだと思ってたよ。
だから次は……気になってる植物はあるんだけどその前に、練習を兼ねて
100均の観葉植物から育てることにしてみようかな
なんて考えている。
